知ってしまった日
彼の態度がおかしくて、
あまりにも冷たくて、
反して、どんどん大きくなっていく私のお腹。
もうすぐ産まれるのに、
冷たくされる毎日がすごく辛かった。
何が理由か分からなかった。
知らない土地という事も手伝って、寂しくて悲しくて、堪らず、意味不明に冷たくされる毎日が、ただ私には生き地獄だった。
何かおかしいと思い、ケータイを見たのは覚えてる。
ラインに男の名前で登録されてる女が沢山いた。
内容とかはもう覚えてない。
それから、不倫を見つけてしまったのは、
なんとなく怪しいと思っていた男の先輩の姉。
その先輩は私達の結婚式の友人代表スピーチをした人だった。
家族ぐるみで付き合っていて、何度も私も家に遊びに行ってた。
その姉とも勿論面識があり、
その前の年、私の誕生日祝いを一緒にした程。
なんとなく、女の勘で、その女をずっと怪しく思ってた私は、女のブログをチェックした。
写っていたのは、旦那の手首。
お揃いのブレスレット。私があげた時計。
確信した。
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