遺された家族達
それから何度も
旦那の家族と時間を過ごした。
遺された家族の気持ちを考えると
どんなに辛く、哀しいか、
そう思うと、想像すると、私まで辛くて
旦那が遺していった息子を見れば、
きっと皆その時だけでも元気が出る。
私に出来ることはやってあげよう。
その時は、素直にそう思っていた。
何度か私と息子で泊まりにも行った。
私の家族と旦那の家族で遊びにも行った。
皆で息子を囲んで笑顔の時間を過ごした。
私にとっては勿論、
皆にとって、息子が太陽。
小さい体で、
皆を誰よりも元気にしてくれた。
一つ一つの仕草に笑いが起き、
声を出すと皆が喜び、寝てても癒しだった。
そんな日々が続いた。
供養の関係で遅れたお宮参りも、
大きな鯉のぼりをあげて貰った初節句も、
初めて迎えた一歳のお誕生日も、
全部、皆で息子をお祝いした。
とても、有難くて、
我が子を愛して貰っている事が嬉しかった。
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